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墓場鬼太郎はサブカルアニメ ノイタミナの反オタク性

ノイタミナ枠で墓場鬼太郎をやるって聞いたときは、最初、何を意図してるんだか、わけがわからなかった。
ノイタミナって連ドラのようなアニメがコンセプトなんじゃなかったっけ、って思って。

ハチクロ、のだめカンタービレ、働きマン。
ノイタミナと聞いて連想されるのはこれらのアニメなんだろうけど、この3つはアニメ化と前後する形で、実際にドラマ化されてるし。
こういうのだったら、確かに連ドラのようなアニメってのもうなずける。
もやしもんはちょいと微妙ではあるけど、まあ、連ドラになってもおかしくはない・・・かも。

たしかに、ノイタミナ枠では、ハチクロなどのほかにも、怪 ~ayakashi~やモノノ怪といったオリエンタリズムなアニメもやってるわけで、墓場鬼太郎もそれの一種と考えれば、それほど不自然ではない。
だけど、そもそもモノノ怪とかってノイタミナのイメージからは外れてるような気がするんだけど。
いや、ちゃんと見たことないんで、あまり偉そうなことは言えないが。

墓場鬼太郎とノイタミナでやるという意図がまったくつかめないまま、アニメ墓場鬼太郎を見てみたわけだけど、このOPを見た瞬間に「ああ、そういうことか」って合点がいった。

hakaba001.jpg
hakaba002.jpg


hakaba004.jpg
hakaba003.jpg



主題歌は電気グルーブ。

電気グルーブのテクノに、この映像のずらし加減。
ああ、そっか。
これって、要するにサブカルなわけでしょ。

このアニメをいったん、サブカルだとみなしさえすれば、いろんな部分で腑に落ちるような気がする。
墓場鬼太郎だけじゃなくて、ノイタミナ全体のことが。

オタク界隈で「サブカル」っていう言葉が、どういうイメージの範囲で使われてるんだかよくわからない。なんとなくのイメージはわかるんだけど。

自分でもなんとなくのイメージのまま言葉を使うんで、まとまりを欠いた文章になっちゃうような気がするんだけど、まあ、とりあえず感じたことをそのまま書いてみようと思う。

枠名称である「ノイタミナ」とはアニメーション(Animation)を逆読みしたもので、「アニメの常識を覆したい」という制作スタッフの想いに由来する。
(中略)
主に少女漫画を原作とした作品を放送する[2]事で、従来アニメを見ないと思われていたF1層を意識した展開を図っている[3]。
ーノイタミナ Wikipedia


ノイタミナの「アニメの常識を覆したい」ってのは、このF1層を取り込もうとする姿勢にあるんだと、今まで思い込んでた。
ターゲットとしているF1層、つまりオタクからスィーツ(笑)って呼ばれる層ってのが、従来のアニメを見る層とは異なってるっていう意味合いなんだろうと。
そりゃ、オタクとF1層では明らかに異なる人種なわけで、「アニメの常識」に反するのは当たり前だ。

ところで、ここで書かれてるアニメの常識ってのは、もっと具体的、個別的に言えば深夜アニメ的な価値観のことだと、これまた勝手に私は思い込んでた。
深夜アニメ的な価値観ってのを、今、放映されてるもので具体化してみると、clannad、みなみけ、ロザリオとバンパイア、true tears、ここらへん。
この4つって、それぞれに全く異なる作風ではあるけれど、どれもが、とても深夜アニメ的だ。
まあ、思いっきり簡単に言えば、オタク向けの商売してるってことだけど。

これらのオタク向けの商売じゃなくて、F1層(スィーツ)向けの商売してるのが、ノイタミナなんだと私は思っていて、そこらへんの商売の流儀の違いが「アニメの常識を覆したい」の部分なんだと感じていた。

もちろん、これはこれでそれなりに正しいんだろうけど、墓場鬼太郎OPに妙なサブカル臭を嗅ぎ出した後で、ちょっと見方が変わった。

要するにノイタミナの「アニメの常識を覆したい」の部分って、この枠のサブカルっぽさを意味してもいるのかもしれないな、と。

ハチクロが芸大を、のだめカンタービレが音大を舞台にしてるのが急に象徴的に思えてきたんだけど、思い返してみれば、ノイタミナのアニメって妙にサブカルっぽい。
たとえば、ハチクロ。
実写OPとか、あと音楽の使いかたなんかが、ものすごくサブカルな感じがする。
怪やモノノ怪ってのも、オリエンタリズムと解釈するより、芸大的なサブカル志向とでも解釈したほうがひょっとしたらいいのかもしれない。

オタクとF1層はたしかに対立概念だ。あきらかに。
だけど、オタクとサブカルってのも実は対立概念なんじゃないかって気がする。

これは最近思ってることなんだけど、サブカルとオタク文化って近いように見えて、実は正反対の存在なんじゃないかっていう。
たとえば、昔、岡田斗司夫が著書のなかで「おたく文化はサブカルチャーじゃない」と力説してた。
岡田が言ってるサブカルチャーとここで使ってるサブカルとはかなり意味合いが違ってはいるので、適切な引用ではないだろうけど、そういうサブカルチャーとのあいだに一線を画したいとでもいうような気分が岡田のなかにあるのかもしれない。
ものすごく強引な論理展開だったしなあ、この「おたくはサブカルチャーじゃない」論って。

実は、私は岡田斗司夫のようなオタク第一世代じゃなくて、オタク第三世代のほうが、サブカルと相性が悪いような気がしてる。
むしろ、岡田斗司夫ってとてもサブカル的な人に見える。
まあ、これは後で気が向いたときにでも書いてみることにしようかと思ってるけど。

話を墓場鬼太郎に戻すと、このアニメがF1層をターゲットにしてるようにはさすがに思えない。
宣伝とかでは「女性向き」ということになってるけど、どこが女性向きなんだかさっぱりだ。
だから、実際に見るまではノイタミナ的じゃないように感じていたんだけど、上で書いたような経緯を辿って、これは意外とノイタミナ的なアニメなんじゃないかと考えるようになった。

要するに深夜アニメ的なものに対するアンチっていう一点においては、ハチクロも墓場鬼太郎も同じじゃないかと。
まあ、そんなことを感じた。

*そういえば、墓場鬼太郎って子供のころに原作を読んだことがあるんだけど「アニメの鬼太郎とぜんぜん違う!」ってガッカリした記憶があるなー。
ものすごく嫌な読後感が残ったように覚えてる。
このアニメを見てみても、実際、鬼太郎が気色悪い。
しかし、さすがにもう子供じゃないんで、今度はそれなりに楽しく見られそう。

参考:ノイタミナーwiki

墓場鬼太郎 (1) (角川文庫―貸本まんが復刻版 (み18-7))

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