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Fate/stay nightのなかでセイバー(剣士)が最強とされているのはなぜか?

B0001LV6I8Fate/stay night 通常版
TYPE MOON 2004-03-26

by G-Tools


Fate/stay night。
なんでも願いがかなうとされる聖杯をめぐる戦いを描いた伝奇ノベルゲーム。
この作品内では、それぞれの魔術師がサーヴァントと呼ばれる過去の英霊を召喚して戦うということになっている。
サーヴァントにはそれぞれ、クラスが設定されており、それによって属性が異なっている。
7つのクラス名は以下の通り。


セイバー(剣士)
アーチャー(弓兵)
バーサーカー(狂戦士)
ランサー(槍兵)
ライダー(騎兵)
キャスター(魔術師)
アサシン(暗殺者)



物語の冒頭で、魔術師の一人である遠坂凛が最強のクラスとされているセイバーを召喚しようとするのだが、それに失敗してしまい、アーチャー(弓兵)を間違って呼び出してしまう。結局のところ、セイバー(金髪碧眼の美少女)を召喚したのは、主人公の衛宮士郎だった。という下りがある。
こんなのは皆さんご存知だろうけど、いちおう説明しておいた。


どうも、このゲームのなかではセイバー(剣士)が最強とされているらしい。
もっとも、主人公のサーヴァントが最強では話がつまらないので、セイバーの強さに制限がかかっているという設定になっていたり、また後にセイバーよりも強そうなヤツが出てきたりはするんだけど、一応セイバーが最強として扱われている。まあ、ここでは正統派と呼んだほうがいいのかもしれない。
プロレスで言うと猪木的ポジションってことかな。ちなみにバーサーカーはアンドレあたりだと思う。


さて、Fate/stay nightのなかではセイバーが最強、または正統派とされているわけだけど、これはなぜか?ってことについて考えてみる。
最初に断っておくけども、これは作品内の要素を比較考察したりする類のものではない。「セイバーは対魔力がAだから云々」とかそういうものではないので注意。


[アーサー王とセイバー]

物語が進んでいくと、実はセイバーが英国の伝説に名を残すアーサー王であることが明らかになる。
ということで、アーサー王とセイバーの画像をちょっと比較してみる。


アーサー王


king_arthur_1.jpg




King Arthur




3014KingArthurBrutus.jpg





セイバー


Fate/hollow ataraxia 黒セイバー ドレスVer. ( 1/8スケール PVC塗装済み完成品 )
Fate/hollow ataraxia 黒セイバー ドレスVer.  ( 1/8スケール PVC塗装済み完成品 )




Figma Fate/stay night セイバー 甲冑Ver.
Figma Fate/stay night セイバー 甲冑Ver.





上の3つが「アーサー王(king arthur)」で画像検索して出てきたものだ。作成された時期はバラバラだと思うし、特に最後のは置物の商品サイトで見つけたものだったりするんだけど、とりあえず、アーサー王といえば、こういうイメージらしい。


そして、下の二つがみんな大好きセイバーさんのフィギュア。


さて、アーサー王のイメージとセイバーのそれとを比較してみると、明らかな相違点がある。アーサー王にはあるけれども、セイバーにはないもの。
それが何だかわかるだろうか?ちょっと考えてみてほしい。
ということで、
























えー、んじゃ答えあわせ。


「チンポ」と答えた人。それ正解。
いや、たしかに正解と言えば正解ではあるんだけど、正解ではありません。さすがに、セイバーにチンポが付いてないことを喋喋するのは無意味なんで。
こちらとしては股間じゃなくて、もっと違うところを注目してほしかった。


アーサー王が持っていて、セイバーが持っていないもの。
盾だ。
セイバーは盾を持っていない。


アーサー王の彫像や絵画には盾が描かれている(もちろん、盾が描いてないものもあるけど)。いっぽう、セイバーは盾を持っていない。彼女が持っているのは、剣だけだ。
これが何を意味しているかというと、アーサー王は片手剣なのに対し、セイバーは両手剣であるということだ。実際に作中でもセイバーは剣を両手で持っていた。


そして、ウィキの(日本の)剣術の項には以下のような記述がある。


日本の剣術と他国の剣術・刀術を比較すると、刃長60cm以上の刀を両手で持ち、互いに盾を使わずに戦うという形式は珍しく、他国でいうと中世ドイツで両手剣による剣術が発達したのが挙げられるくらいである。
剣術ーWikipedia



申し訳ないことに、私はアーサー王伝説について、ほとんど無知なので断言はできないが、この記述もあわせて考えるに、アーサー王はたぶん、片手で剣を持っていたはずだ。まあ、盾を持っているんだから、まず間違いないとは思うけど。
それなのに、セイバーは両手で剣を持っているのである。


なぜか?
これは、セイバーに侍(サムライ)のイメージが付与されてるからなんじゃないかと思う。


時代劇や剣豪小説などに出てくる侍。わざわざ言うまでもないことだが、彼らは両手で刀を持っている(*1)。
そして強いし、またヒーローでもある。まあ江戸時代を描いた時代劇だと、主人公だけじゃなく敵側も刀を持ってはいるんだけど、それでも、刀を使う侍はヒーローだというのはたいていの日本人が共有してるイメージだ。
特に宮本武蔵のイメージは強いのかもしれない。なにしろ、武蔵は槍使いに勝ったということになっているのだから。


意識的なのか、無意識なのかは知らないけど、セイバー(剣士)には、その侍のイメージが投影されているんじゃないか。だからこそ、セイバーは両手で剣を持っているのだし、またセイバー(剣士)というクラスが最強とされているんじゃないかと。


そういえば、道場でセイバーが士郎に剣道の稽古をつけるところがあったっけ。まあ、剣道とは明言されてないけど、見た目はあきらかに剣道だった。
そして、もう一つ印象的なのがセイバーの座り方だ。床に座るとき、セイバーはどんな格好をしていたか?
正座していた。イギリス人のはずなのに、背筋をピシっと伸ばして正座していた。


つまり、セイバーが最強(正統派)とされている理由ってのを一言で言えば、奈須きのこが日本人だから、ってことかもしれない。
もしも、奈須きのこが中国人だったら、ランサーあたりが最強になっていたりするのかも。三国志とか水滸伝のイメージで。


(*1)ちなみに、このウィキでも記述されているように、もともとの中国語では刀は片刃のことを指し、剣は両刃のことを指す。だから、セイバーが持っているのは刀ではなく、剣である。


[ちょこっと追記]
追記記事を書こうと思ってたんですけど、すっかり忘れてたので、ちょこっと。

セイバー(saber,sabre)ってのは「剣士」という意味の他に「サーベル」という意味もある。
フェンシングの一種にはsabre(サーブル)っていうのがあるんだけど、どんな競技かっていうとこんな感じ。









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